【OL登山倶楽部】山を知る☆登山用語集☆山で使用する基本用語をご紹介!トレッカー同士の会話もこれで大丈夫?!
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登山用語集

登山用語集
 
 
【あ】行
アイゼン
雪上を歩くために、シューズの底に装着する金属製のツメ。クランポンともいう。ツメの数が様々あって、一般的には10本以上のものをアイゼンと呼び、それ以下の少ないものをアイゼンという。
アプローチ
登山口や登山道までの道のりをさしていう。アプローチが悪いという時は登山口までの交通の便が悪いという意味となる。
ウェアリング
季節や状況に応じたウェア選択、あるいはウェアの着脱を総じていう。「正しいウェアリング」「臨機応変なウエアリング」などと使う。
 
【か】行
ガイドツアー
ある種の団体が主催する集団の山登り。調べると沢山のガイドツアーが催されている。プロフェッショナルや熟練者が同行しているので、初心者は安心だし、技術の勉強にもなる。
滑落(かつらく)
足を滑らせ、墜落してしまうこと。登山中、最も多い事故が滑落(かつらく)によるものだ。死亡事故に結びつくケースが多く、少なくとも大きな怪我を負う大変危険な事故だ。自分の能力を超えた難コースの選択や、雨などで足元が不安定になっている時などは十分注意する。またとんでもないようなところでも、油断することで滑落事故を引き起こすこともあるので、いつでも慎重な行動が必要だ。
ガレ場
ガラ場ともいう。石や岩ばかりが露出している場所。とくに落石事故を引き起こしやすい。落石事故は自分ではんく、その下を歩いている巻き込む事故なので、それをよくこころえておくこと。またスリップして転倒しやすい場所でもあるので、気をつけること。
キジ撃ち
山中で用をたすことをさす。しゃがんでいる姿がいかにも猟師が鉄砲をかまえてキジを狙っている様子に似ていることから、そう呼ばれる。女性の場合はお花摘みという。
キックステップ
雪の斜面を歩くための技術。やや斜面が固いときに、靴先を斜面に蹴りこんで、足場を作りながら歩くテクニック。
ケルン
石を積み上げ、塔を作っているものを山の中で見かけたら、それがケルンだ。道迷いしやすい場所に積まれていたり、あるいは遭難慰霊碑として積まれている場合があるので、気軽に崩したりしてはいけない。
原生林
人工的な植林とは全く違う、完全真逆の完全な自然林のこと。手つかずの森林。
ゴアテックス
防水浸透性を持つメンブレン(フィルム)。水の分子は通さず、水蒸気になった分子は通すので、雨は侵入せず、汗は放出することから、雨具やシューズの内張りによく用いられる。山歩きには最適な素材といえる。ただしゴアテックス採用の道具はやや割高になる。
行動食
山歩き向けの食料。いつでもザックから取り出せ、痛みにくく、調理せずに食べられるものが行動食に適している。雨の中でも立ったまま食べたり、疲れたら歩きながらエネルギー補給できるような、ハンディな食料がいい。パワーバーやバナナ、あんぱん、そーせーじなど。
 
【さ】行
3点確保(3点支持)
岩場登りや、足元が不安定なクサリ場なので活用する登山技術。両手、両足の4点のうち、どこか1点だけを動かしながら登ること。たとえば左足を動かす時は両手と右足の3点で、しっかり体重を支える。
湿原
湿地帯の草原。さまざまな植物が群落する地帯で、ふつうは立ち入り禁止。木道(もくどう)が敷かれていることが多い。
縦走
山頂から山頂へと尾根づたいに移動すること。
シュラフ
寝袋のこと。代表的な形に、人型をしたマミー型と、長方形をした封筒型がある。収納性が高く、保温性が高いのはマミー型。ゆったり寝られるのは封筒型。
森林限界
樹木が成長しなくなる境界線をいう。何m地点とは言いにくい。緯度によって変わるためだ。おおよそでいえば標高200m〜くらいからである。森林限界を超えると、石や岩だけの世界になって、風景が一変する。
スノーシュー
雪原を歩くための、いわば西洋かんじき。雪面に接地する面積が大きいので、重量が分散され、足が雪に沈まない。またエッジに尖ったツメがあり、スリップも防止する。
スノートレッキング
山は春夏秋だけの楽しみではなく、冬、雪の中を歩くスノートレッキングでオールシーズン楽しめる。最近では、スノーシューが発達して、スノートレッキングはブームになっている。雪崩の危険があるような過酷な雪山登山ではなく、安全な雪原歩きなので、初心者でも安心して楽しめる。
雪渓(せっけい)
春から夏にかけて谷沿いに残る雪のこと。
 
【た】行
耐風姿勢
突風に見舞われた際、風に立ち向かうための姿勢をいう。両足を開き少しかがんでふんばり、両手はトレッキングボールをまとめて持ってふんばる。ようするに3点に低く重心をかけてふんばること。
単独行
初心者はやってはならない。パーティを組まずに単独で山を歩くこと。だれの助けも得られないので危険ではある。しかしこれはこれで、ちがった魅力もあるのもたしか。実行の際には無理のない計画と、だれかに自分の登山予定を伝えておくなどの配慮が必要である。
ツエルト
ビバーグ(緊急露営)用のナイロン製簡易テント。通常はかぶって使い、雨や風をしのぐ。また、トレッキングボールを2本使うことで、テントのようにすることもできる。
つぼ足
雪のフィールドを、かんじきやトレッキングシューズの装着なしにシューズでそのまま歩くこと。
トラバース
山の斜面を横切って歩くこと。通常ののぼりより、滑落などの危険が伴う。注意が必要となる。
トレッキングボール
歩行をサポートする軽量のストック。基本装備の一つだ。1本だけ片手で持って、杖のように使っている人が多いが、必ず2本持つことが安全性を高める最低条件だ。
 
【は】行
パーティ
同じ目的、同じルートで山歩きをする複数人で集まった仲間のこと。このとき、リーダーの存在はなくてはならない。リーダー不在のパーティは事故をおこしやすい。
ハイマツ
森林限界を超えた高山帯に地をはうような植物帯を作る。岩と石しかない世界で、青々としていうるのが、印象に目立つ。
パッキング
ザックに荷物を詰めること。この上手下手が重量感を軽減させる決め手になり、美しい形のザックが作れるかの手腕になる。
バリエーションルート
山には同じ目的に行くのもさまざまなルートがある。一般的なルートと比べ、難しいルートをさしてこう呼ぶことが多い。自分の技術に適したバリエーションルートを選ぶことが重要とされる。
ビバーグ
緊急露営のこと。悪天候や想定外の行動で日没を迎えたりした時に、予定外の場所で一夜を過ごすこと。霧がでてルートを見失った時などは、無理して動き回らず思い切ってビバーグしたほうがいい。ビバーグの決断に迷いがあってはいけない。
ビブラムソール
イタリアのビブラム社が開発したラバー製のシューズ底。頑強でグリップ性に優れ、おおかたのトレッキングシューズに採用されている。シューズ選びの際はビブラムソールが使われているかを見て判断するのも一つの指針だ。
ホワイトアウト
濃霧や吹雪のために、視界がきかなくなること。雪山では地面も白いために、いっそう混乱が起こる。無理に歩き回るのは事故のもとである。そうなったら、天候が回復するまでビバーグするか、下山できればするなどして、くれぐれも強行的行為はやめること。
 
【ま】行
水場
文字通り飲める水が確保できる場所。登山用マップにはこの場所が記載されている。ただしうのみにすると、枯れている場合もあるので、事前の確認が必要であるし、水場の水に頼らないように飲料水の携帯を忘れないこと。
メイストーム
おだやかな5月によくおこる突然の嵐のこと。油断してはいけない。山の天候の恐ろしさを実感できる初夏の嵐のこと。
木道(もくどう)
有名な湿原帯などによく見られる人工的に木で作られた歩道。木道があるところでは、絶対に木道の上を歩く。ここから下りてはならない。そもそも、人に踏み荒らされたくない場所に敷設されているのだから。
 
【ら】行
ラーク!
あやまってガレ場などで後続の人に向けて落石を起こしてしまった時、後続の下を歩く人に向かって「ラーク!」と叫び、落石注意をうながす。これはマナーである。ほかに、「落石!」といってもいい。
稜線(りょうせん)
山と山の頂上部分をつなぐ尾根の線をさしていう。
リングワンデリング
円を描くように、同じ場所を歩いてしまうことをいう。霧などで道を見失った時、無理をして動き回るとまっすぐ歩いているつもりが同じ場所に戻ることがとよくある。リングワンセリングして、無駄な体力消耗をしないためにも、そんな時はその場を動かず、天気回復を待つべきなのである。
ルート
登山道のこと。または自分が行くべき道のこと。
ルートファインデング
自分の行くべき適切な道をみいだすことをいう。
 
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